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小林よしのり
2015.7.3 03:16メディア

ジャーナリズムは戦前同様、権力の暴走に従うか?


自民党は安保法制(戦争法案)の説明を国会でしかしていない。

だが一般国民は午前中の国会中継なんか見られない。

仕事があるのだ。

現状では安倍首相の答弁は疑問だらけだ。

 

ならばテレビの報道番組などでも説明してもらわなければならない。

ところが自民党は「朝まで生テレビ」でも、自党の議員の出演を

認めなかった。

 

宏池会系の「分厚い保守の会」に、わしが呼ばれて、ようやく

自民議員と直接、議論する機会があったのだが、

これは中止に追い込まれた。

あきらかに議論そのものを拒否している。

これでは国民に説明したとは絶対に言えない。

民主主義の根本である議論すら封じているのだ。

 

田原総一朗は前回の「朝ナマ」で、なぜ安保法制に関して、

欠席裁判をしなかったのか?

自民党がボイコットしたのだから、欠席裁判をすれば良かったのだ。

次回の「朝ナマ」ではぜひ欠席裁判をしてほしい。

安保法制(従米法案)のいかがわしさを徹底的に暴く討論を

やるべきなのだ。

このまま権力の暴走を止めないでいいのか?

ジャーナリズムは戦前と同じように、権力の暴走に従うのか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第119回 令和6年 11/2 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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